さて、セドナからラスベガスに戻って来て1泊しました。午前中ラスベガスで観光したのもそこそこに、最終目的地のサンフランシスコへと向かうことに。
ラスベガスから、サンフランシスコへ行くには大きく2つの道路があります。
- ロサンゼルよりの西海岸に近いコース(約8時間)
- ヨセミテ国立公園を経由する山岳部を走るコース(約10時間)
悩んだ末、ヨセミテ国立公園を経由するコースを選びました。
理由は、2時間ほどの違いであれば、「世界遺産にも登録されているヨセミテ国立公園に行ってみたかった。」これにつきます。
ということで、ヨセミテ国立公園を目指します。
所要時間約6時間笑
ラスベガスからヨセミテ国立公園まで
ラスベガスから、ヨセミテ国立公園と向かいます。
山中の運転で気をつけるべきこと
山中のドライブで注意しないといけない点が、2つです。
- ネット回線が繋がらなくなる
- ガソリンスタンドが少ない
ネット回線はどこで繋がらなくなるかがわからないため、事前に調べておきたいことや宿の予約は済ませておいた方がいいです。
また、山中はガソリンスタンドはが本当にありません。100km区間なにもないとかざらにあります。出発時は満タン、ガソリンスタンドを見かけたら、こまめに給油することをオススメします。
ということで、ラスベガスで満タン給油することに。
給油だけでも、パスポートの提示が求められます。さすがラスベガス。
いざ、出発します。久しぶりの高速へ。
車がビュンビュン、緊張が走ります。
ネバダ州は砂漠地帯
しばらくすると、車通りが本当に少なくなって、砂漠の地帯が永遠と続きます。
おそらくここら辺一帯で核実験を行なっていたのであろうと勝手に推測してました。
そして、都市伝説好きな方にとっては馴染み深い「エリア51」もこの辺にあるらしいのですが、場所が不明なことと広大なことから今回は断念。
また、時間があったら訪れたいですね。
途中、デスバレー国立公園にも
ラスベガスからヨセミテ国立公園に行く途中、デスバレー国立公園を通過しました。
デスバレー国立公園とは、まさしく「死の谷」と呼ばれる何もない、ただっ広い荒野です。
デスバレーも観光地として有名でしたが、日数的に時間がないことや、周辺に宿が少ないことからも、少し休憩をしただけで後にしました。
日も沈みかけている時間帯ということもあり、不気味さの中にも一種の美しさのようなものもありました。
1日でヨセミテ国立公園まで行くには厳しい。途中休憩を
ラスベガスから半日かけてデスバレー国立公園を経由し、ヨセミテ国立公園に向かっていましたが、山中の夜道ということもあり、恐怖感が半端なかったです。
- まず、街灯もないう山道をひたすら走り続ける。
- そして、対向車線もほぼいない
- ガソリンスタンドがなく、ガソリンもあとわずか
- 当然、スーパーやコンビニなどもないので食料も買えない
- 当然、山道でネット回線も繋がらない(ずっと圏外)
というような状況でした。
個人的には、車中泊でもして、ひらすら走り続けるというような選択肢もありましたが、子どもが退屈&お腹すかして泣きはじめるという事態に。
体力的にも限界が来てたので、ビッグパインと呼ばれる集落(地域)まできたところで、アポなし宿探し。
ガソリンスタンドがたまたまモーテルも運営しており、部屋も空いていたので、泊まることに。
モーテルにしては、高めでしたが、疲れていたこともあり、ガソリンスタンド併設のスーパーで夕食を済ませ、爆睡しました。
ヨセミテ国立公園へ向けて再出発
翌朝、スーパーで買ったサンドイッチを朝食に、ヨセミテ国立公園へと向かいます。
時期的に、凍結している道路があり、封鎖していることがあるそうなので、事前に調べておいた方がいいです。
11月頃だったので、凍結封鎖している恐れがありましたが、現地の人に確認したところ問題ないとのことでした。
ということで先を進みます。
圧倒的な大自然
途中、湖と山岳地帯が美しい場所を通過しました。ちょうど晴れていたこともあり、湖が美しく、目的地を忘れてしまうほどでした。
いよいよヨセミテ国立公園へ
そして、いよいよヨセミテ国立公園に入ります。
ヨセミテ国立公園の見所
いよいよ、ヨセミテ国立公園に到着しました。
まずは、ビジターセンターで最新情報を入手します。
日帰りで見れるおすすめスポットは?と聞くと、今の時期だと2箇所だと案内されます。
今の時期、ヨセミテ滝は枯れていて水がないというショックな情報が。
その代わりに他の滝を紹介してもらいました。
ハーフドーム
ヨセミテ国立公園といえばこれです。ハーフドーム。
見た目通り、ドームが半分になっているので、このような名称になっています。
存在感が半端ではありません。
ヨセミテミュージアム
ヨセミテミュージアムはビジターセンターと同じ敷地内にあります。
ヨセミテ国立公園の歴史などをよく知ることができます。ちなみにヨセミテは元々先住民ネイティブアメリカンが住んでいた場所であり、当時の生活様式なども知ることができます。
ブライダルベール滝
北アメリカで一番の落差と言われたヨセミテ滝が残念ながら、枯れていましたが、ブライダルベール滝には水はあるとのことで、行って来ました。
前情報が少なく、行けばなんとかなるだろう的な気持ちで行って来ましたが、結論からいうと大失敗でした。
ヨセミテ国立公園内はシャトルバスも運営されており、車では行くことができないエリアもバスで移動で来ます。
しかし、子どもがいるという特性上、シャトルバスは危険と思い、車で移動することに。
近くに駐車場があったので、そこに駐車し、荷物は少なめで滝に向かいます。
ベビーカーは急斜面になることも予想されたので、抱っこで向かいます。
何やら、登山のマークが。嫌な予感がして来ました。
道中、巨大が岩があったり、空気が綺麗だったりと、平坦な道が続きます。
意外と余裕かもと思っていた矢先でした。
どんどん、坂道が急になって来ます。
このタイミングで眠りに入ります。ずっしりと重い。
道がどんどん険しくなって来ます。
途中、「もうすぐ頂上では?」と期待を寄せながらもその期待が2回ほど裏切られます。
ようやく頂上が見えるも、この道のり、絶望の淵にたたされます。
滝も拝めたので、頂上は諦めて、ここで引き返します。
帰り道は目を覚まし、
偶然、出会ったリスに癒されます。
往復で2時間ほどでした。軽い気持ちで行ってしまいましたが、周りは登山の格好をした人がほとんどでした。
行く際は準備をして行くことをオススメします。
レストラン(Base Camp Eatery)
ハンバーガーやピザなどいくつもの飲食店があり、好きなものを注文できます。
自然の中のレストランで雰囲気もよく、トレイル後ならなおさらご飯が美味しく感じられます。
まとめ
今回は時期的なものや日数的に日帰りとなってしまったため、十分なヨセミテ観光はできずじまいだったかもしれません。
もし、これからヨセミテ国立公園を行くかどうか検討している方には、夏のシーズンに1週間くらい、少なくても2泊3日ほどいくことをオススメします。
キャンプ好きや自然好きな人には絶景が楽しめや空気がよく、人も優しいのでオススメの観光スポットです。
日本の自然とは違うダイナミックさを求める人にはもちろん、グランドキャニオンなどのグランドサークルと一味違った大自然を堪能することができるので、一度行ってみることをオススメします。